ツール・ド・フランス とは

ツール・ド・フランスの第一回開催は1903年。
今年で94回となる世界最大の自転車レース。’05年まで7連覇をしたL・アームストロングが不在となった、 新たなツール元年の’06年はF・ランディスが優勝したものの、疑惑が残るままの結果となり、ファンとしてもスッキリしない結果である。
今年こそ、すっきりした結果をほしいものだ。

スケールの大きさはまさに世界規模

100年を超えるツールの歴史だが、途中2回の大戦で開催されなかった時期があり、開催回数は今年で94回目。 昨年はサッカーW杯ドイツ大会が同時期に開催されていたため、フランス近郊はタイヘンな賑わいだったおうだが、今年は純粋にツールのためにギャラリーが多いとか。。
観戦者だけでも期間中1500万人、テレビ中継を含めれば世界中で約10億人が観戦するロードレースの最高峰。 大会関係者、プレスなど随行者だけで4500名、1500台の車両が移動する。毎日1200室の部屋が確保される。サッカーW杯、オリンピックと並ぶ世界3大スポーツイベントの名にふさわしい規模といえる。
注目度が高いイベントだけに、各機材メーカーもツールに合わせて新商品、プロトタイプをこぞって投入してくるのだ。

3600キロを3週間で疾走

アルプス、ピレネー、中央山塊の山岳地帯を越え、全選手憧れのパリ・シャンゼリゼにたどり着くまでの約3600キロをわずか23日間(2日間の休息日を含む)で駆け抜ける。フランスをほぼ1周するツールは1日の平均走行距離170キロ、高低差は2600メートルに達し、選手たちが毎日消費するエネルギーは7000Kcalともいわれる。
到底並大抵の人間には耐え切れぬ、尋常な体力・精神力を持ち合わせていないと無理である。

参戦選手は精鋭中の精鋭たち

”過酷”以外の何物でもないツールに参加できる選手たちは、世界最高峰のチームから選りすぐられた鉄人中のアスリートたちだ。しかしその最高峰の選手たちでさえ、毎年多くのリタイヤがでてしてしまう。それほどまでに厳しい戦いだ。
その極限状態で頂点を極めようとするがゆえに、私たちは選手たちが繰り広げる人間臭いドラマを毎日目の当たりにする。そして、その活躍に明日の勇気を与えられる。きっとそれは、ツール・ド・フランスだからこそだ。

今年は昨年より1チーム減少し21チーム189選手が参加し、栄光のシャンゼリゼを目指し奮闘する。昨年発覚したロードレースの影の部分を払拭する結果を出すために。すべてのツールファンが見守る中、最終日のマイヨジョーヌを夢見る。